賃貸住宅の管理営業の仕事のひとつに、入居者の設備トラブルの対応っていうのがあるんだよね。
住んでいる部屋の設備が故障して使えなくなることがあると、連絡が入ってくる。
設備が使えなくなったら入居中の人が困るので、修理をしないといけない。
たとえばエアコンが故障したら電気屋さん。
給湯器が故障したらガス屋さん。
水漏れが起こったら水道屋さん。
といった具合に、故障の内容に応じて手配先を考えないといけない。
サブリース契約をして、アパートの所有者さんからアパートを預かっているケースだと、設備の故障の修理費用は、アパートの所有者であるオーナーさんの負担になるんだ。そのために修理注する前に、修理にかかる費用をあらかじめ相談することが多いんだよね。
だから、故障が発生したら
1。第一報 故障発生の報告をする
2。故障の状況を説明して、修理に費用がかかることを報告する。
3。修理にかかるおおよその費用をお知らせする。
4。修理の費用はオーナー様の負担になることを、改めて説明して、了解してもらう。
5。費用の了解をもらい、後日費用が確定したら、お支払いいただくことを約束する。
6。修理業者へ修理を依頼する。
7。入居者様へ修理の発注をしたことを報告する。
と、故障修理の手配まで、なかなか時間がかかるんだよ。
その間、入居者の人はただ待っているだけなので、待たされて怒り出す人もいる。
オーナーさんの了解なしで修理発注すると、後でオーナーさんの了解がもらえないということもある。そんなことになったら大変なので、入居者に待ってもらって、オーナーさんと連絡を取ることに務めるんだ。
オーナーさんと連絡が繋がらなかった時は焦るよね。
いつまでたっても修理手配できないので、時間だけがすぎて行く。
普段からオーナーさんと連絡がつきやすいようにしておくことが大切なんだよね。