展示場に来場したお客様を見送るとき、
必ず外まで出るようにしていました。
それは、丁寧に見送るという理由もあったのですが、
外に出たら、お客さんの警戒心が薄れるというものがありました。
外にでて、立ち話をしていたら、「実は」と本音を語ってくれる人が多くありました。
きっと、展示場の中は、相手の土俵の中で、
外に出たら、対等の場所になると感じていたのだと思います。
そして、
お見送りの時は、
お客様の姿が見えなくなるまで見送っていました。
車に乗ったお客様を見送るときは、
その車が見えなくなるまで、見送っていました。
こうすることで、自然に他の営業との差別化が出来ていたということが
何度もありました。
もう一つ、
見送るときに、今日の出来は良かったのか、まあまあだったのかの判断ができるのです。
お見送りしていると、
帰りながら、振り返る人と、振り返らない人があります。
振り返って、こちらに挨拶してくれる人や、もう一度展示場の建物を確認している人や、
渡した名刺を見て、会社名や営業の名前を確認してくれる人があります。
このような行動をした人は、多くの場合、見学・案内に満足している方です。
振り返らない人はが悪いわけではありません。
引きずらないタイプの方や、どんどん前へ進む方、すでに次のことを考えている人は振り返りません。
振り返ったら、合格だったと思い、
振り返らなかったら、どちらかわからないから次回聞いてみようって思ってました。
そうやって、
外まで出て見送ることを楽しんでいたのです。
今日のメールコーチ:
外まで出て見送り、自己判定してみる。